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- 避妊・去勢手術
エルム動物病院草津院では、飼い主さまと動物たちの気持ちに寄り添った診療を大切にしています
その想いを実現するために、常に技術・知識・設備のアップデートを続け、迅速で正確な診断と、高度な外科手術をご提供できる環境を整えています。ワンちゃん・ネコちゃんの避妊・去勢手術も、その姿勢で丁寧に向き合っています。
当院の避妊・去勢手術の特徴
① 動物に負担の少ない手術
数種類の痛み止めを使用
ワンちゃんや猫ちゃんも、人と同じように痛みを感じます。麻酔薬はあくまで「眠らせるもの」であり、痛みを取り除くものではありません。
当院では複数の痛み止めを組み合わせて使用し、できる限り痛みの少ない手術を行っています。痛みを抑えることは、術後の早期回復にもつながります。
点滴・リキッド栄養剤の活用
手術前は誤嚥を防ぐために絶食が必要ですが、空腹のまま手術に臨むことはリスクを伴います。当院では、術前に摂取できるリキッド栄養剤や、術中の栄養点滴をおすすめしています。
② 安心の医療技術
年間250〜300件以上の手術実績
医療機器の進歩により、動物への負担は年々軽減されています。しかし外科手術は、最終的には執刀医の技術に大きく依存します。
当院では、豊富な手術経験を持つ獣医師が執刀します。大切なワンちゃん・ネコちゃんの手術を、安心してお任せください。
③ 安心の設備
電気メス(モノポーラ/バイポーラ)
電気の力で組織を切ると同時に止血も行える電気メスを使用しています。
術中の出血をほぼゼロに抑えることができます。
血管シーリング
糸を使わずに血管の封止・縫合が行える機器です。
手術時間の短縮と、動物への負担軽減を両立します。
高度な生体モニター
心電図・呼吸数・血圧・体温・SpO2(動脈血酸素飽和度)・麻酔濃度(吸気・呼気)・CO2(カプノグラム)をリアルタイムで監視しています。
動物の状態を常に把握することで、必要最小限の麻酔濃度で安全に手術を行うことができます。
体温維持・保温マット
麻酔中の動物は、約1時間で体温が1〜2℃以上低下します。
子犬・子猫などの小さな体では、30分の手術でも体温が下がってしまうことがあります。
保温マットを使用して体温を維持することで、小さな体の子も安全に手術を受けることができます。
④ 飼い主さまに寄り添った手術メニュー
抗生剤は「注射」と「飲み薬」から選択可能
術後の感染予防のために抗生剤を投与します。
錠剤を飲ませるのが難しい場合は、長期持続型の注射タイプもお選びいただけます。
術前検査・手術内容をカスタマイズ可能
安全な手術のために、事前に麻酔や手術への適性を確認する術前検査を行います。
検査内容や手術オプションはいくつかのコースから選択でき、「シンプルな術前検査+手術」から「充実した術前検査+手術」まで、その子に合った内容にカスタマイズが可能です。
手術の流れ
step 01
健康チェック・術前検査
全身麻酔をかけるため、血液検査で内臓の状態を事前に確認します。
特に麻酔の代謝に関わる腎臓・肝臓に問題がないかをチェックします。必要に応じて腹部エコー・胸部レントゲン・心臓エコーも実施します。
step 02
予約
手術は診察日の昼(12:00〜16:00)に行います。
飼い主様のご都合に合わせて手術日を調整いたします。
step 03
手術前日〜ご来院前
- 前日の夜10時以降は、食事を与えないでください
- 当日の朝8時以降は、お水も与えないでください
- 前夜から当日にかけて、なるべく興奮させないようにしてください
麻酔中に嘔吐すると、意識がない状態で吐物を気道に吸い込み、肺炎や窒息を引き起こす危険があります。
step 04
手術当日〜お迎え
- 午前10時までにご来院ください
- お預かり中は連絡が取れる状態でお待ちください
- 16時〜18時頃にお迎えをお願いします(麻酔の覚め具合により異なるため、16時前にお電話でご確認ください)
手術中は万が一に備えて、緊急連絡先に繋がるようにしておいてください。
なお、希望される場合には、避妊手術は1泊入院も可能です。
step05
傷口チェック
術後3〜5日を目安に傷口の確認のためご来院ください。
避妊・去勢手術は多く行われる手術ですが、飼い主さまと動物にとっては一生に一度のことです。
当院では、術後もしっかりアフターフォローいたします。
step06
抜糸
体内の縫合には、溶ける糸(吸収糸)または血管シーリングを使用します。
体表の縫合にはナイロン糸を使用するため、抜糸が必要となります。
術後10〜14日を目安にご来院ください。
ワンちゃんの避妊・去勢手術
♀ 女の子
| 避妊手術(子宮・卵巣摘出術) | 生後6ヶ月頃から |
|---|
生理出血がなくなり、高齢になると3〜4頭に1頭がかかるといわれる子宮蓄膿症や乳腺腫瘍の予防になります。
| 避妊手術の時期 | 乳腺腫瘍の発生率 |
|---|---|
| 最初の発情前 | 0.05% (10,000頭に5頭) |
| 初回〜2回目の発情の間 | 8% |
| 2回目の発情以降 | 26%(4頭に1頭) |
♂ 男の子
| 去勢手術 (睾丸摘出術) |
生後6ヶ月頃から |
|---|
性的ストレスや攻撃性が和らぎ、精巣腫瘍・前立腺腫瘍・肛門周囲腺腫・会陰ヘルニアなどの予防になります。
乳歯遺残について
乳歯が残ったままになると、永久歯が正しい位置に生えられず、歯並びや噛み合わせの悪化につながります。
また歯石が溜まりやすくなり、歯周病の原因にもなります。避妊・去勢手術のタイミングで同時に処置することができます。
ネコちゃんの避妊・去勢手術
♀ 女の子
| 避妊手術 (子宮・卵巣摘出術) |
生後6ヶ月頃から |
|---|
猫は交尾によって排卵が起こる「交尾排卵」の仕組みを持つため、交尾するとほぼ100%妊娠します。
交尾の機会がなくても繰り返し発情を繰り返し、メスでもマーキングが激しくなることがあります。
また、避妊手術には病気の予防という大切な役割もあります。
特に乳腺腫瘍は、手術の時期が早いほど予防効果が高いことがわかっています。
| 避妊手術の時期 | 乳腺腫瘍の予防効果 |
|---|---|
| 生後6ヶ月齢まで | 91% |
| 6〜12ヶ月齢 | 86% |
| 13〜24ヶ月齢 | 11% |
猫の乳腺腫瘍は、高確率で悪性であることが知られています。
お早めの手術が予防に大きく役立ちます。
♂ 男の子
| 去勢手術 (睾丸摘出術) |
生後6ヶ月頃から |
|---|
去勢していないオス猫のおしっこは非常に強いにおいがあります。
去勢することでマーキングや放浪・ケンカ癖を防ぎ、性的ストレスや攻撃性も和らぎます。
顔つきも穏やかなままに育ちます。
